2006年09月13日

「ギター職人」を扱った記事について思う

 北海道新聞WEB 2006年09月13日付記事(14時59分配信)

 こだわりギター 和寒から世界へ 岩手出身の小田島さん
 道産材100%にも挑戦


 岩手県出身の26歳の男性が上川管内和寒町に工房を開き、ギター作りに打ち込んでいる。目標は「世界に通用するギターを、北海道で作る」。音楽プロデューサーやギターショップの店長ら、周囲も期待をかけている。

 札幌・中央区のギターショップ「SRVギターワークス」に今月、一本のアコースティックギターが並んだ。ヘッドに「odashima」の文字が刻まれ、価格は四十五万円。オーナーの奥田昭二さんは「決して高くない。十分なクオリティー(品質)」と評価する。(以下略)



 ギター職人が、新聞の記事になった。

 
 このブログでギター職人を「移住問題」の中心に据えている理由は、過去ログを見ていただけたらお分かりいただけると思う。

 特定の年代だけを重視した移住政策に公費を注ぎ込む自治体が、本気で移住したいと願い苦労している若者を邪険に扱った幾つかの事例が、その発端だった。

 ギター職人は移住先を求めて各市町村を駆け回ったのだけど、その最中で知り合った移住者の方が、怒気を強めてこう言ったという。


 「○○町は、金持ちの移住者しか相手にしない…」。


 先ごろ、赤字再建団体に転落した夕張市。

 ギター職人が訪れたある町の役場では、「あそこは止めたほうがいい」とまで言われたそうだ。多分、こうなることを見越しての提言だったのだろうと、今更ながらに思う。


 町によって異なる、移住者受け入れの姿勢や温度。多分、ギター職人と知り合うことがなければ、この事態を問題視しなかったかもしれない。
 そして、過疎が進む土地や集落の地域ザービスを維持せんがために、様々な事情もあるのだろう。

 幣ブログと新聞記事の意図することが異るのは、そう言った背景や制約があるのだろうと、パーソナルとマスの『発言の質』の違いを感じずには居られない。


 話は戻るが、ギター職人の生計や将来が不安定という理由だけで、彼とまともに掛け合おうとしなかった自治体には、税収増のチャンスを逃したに等しいだろう。少しずつではあるけど、軌道に乗り始めてきた彼のビジネス。若者の将来性を見抜けず、信用できずに対応し、困っている相手の立場でまともに日本語すら話せない、将来の夢すら語れない自治体に、若者や移住者が何の魅力を感じることができるのだろうか。


 ギター職人が、和寒町へ移住して9ヶ月。


 今は、「とりあえず一つ、仕事が終わった」という気持ちで記事を読んだ。勿論、だからと言って、移住問題の手綱を緩める気持ちは無いわけだけども。
posted by さすらいの道民@管理人 at 22:45| ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 北へ −移住問題− | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年06月26日

移住ホタル…いや、黒板蛍じゃなぞ。

 こっちの水はあ〜まいゾ♪てか?

 北海道新聞WEB 2006年06月26日付記事(12時30分配信)

 
移住誘う「試み」多彩に 道内本年度、実施自治体倍増へ

 本州から北海道へ移住を希望する人たちに、試験的に短期間滞在してもらう「お試し移住」を実施する市町村が増えている。昨年度は道が費用の一部を負担した「実験」に十六市町が参加したが、本年度は十五市町が独自に事業を開始。他に十九市町村が実施を検討中で、最終的には昨年度の二倍を超す見通しだ。団塊世代の大量退職が始まる二○○七年春を前に、誘致熱が一層高まってきた。

 お試し移住は「体験移住」「プチ移住」とも呼ばれ、実際に住んだ体験を移住を決める際の判断材料にしてもらう狙い。期間は一日から一年までとさまざまだが、自治体職員がまちを案内したり祭りや文化教室への参加を呼び掛けたりして、まちの良さをPRする。

 住居は不動産業者を通じ家具付きの民家やアパートを賃貸する例が多い。函館市は、観光資源を移住者の誘致に生かすため、函館山山ろくと湯川町の温泉付きマンションを月約十万円で用意した。登別市は温泉街にある民間ウイークリーマンションと契約、七泊八日(二人)を三万百円で貸す。大浴場付きだ。

 小樽市は朝里川温泉のホテルを紹介。二人用で料金は月十五万円と三十万円。温泉やジムも利用でき、市は「保養の要素も加えた」と話す。

 一方、自治体の手持ち物件を活用する例も少なくない。室蘭市は空室になっている市職員アパート二部屋を、週二万六千二百円で最長二十日間まで貸し出す。十勝管内上士幌町も、教職員住宅と町有の旧法務局職員宿舎の計六戸を月三万五千−四万五千円で貸す。

 こうした自治体の取り組みを企業も見逃さない。JTB北海道は「住宅や生活関連品のレンタル・販売など、多くのビジネスチャンスが埋もれている」として、宗谷管内中頓別町など六自治体と提携。不動産業者への家賃取り次ぎや、貸し出し用家具の用意など業務を受託する一方、東京・日本橋の支店では体験希望者募集のPRも行う。

 また、全日空は同社便が飛ぶ根室管内中標津町の移住政策を自社のホームページでPR。茨城県大洗と苫小牧間に航路を持つ商船三井フェリーは、「お試し移住」参加者を対象にした運賃割引制度を設けている。”



 ぶっちゃけ、金を掛けるところが間違っている気がするのだけど…。

 移住者に「移住後の生活」の参考にしてもらいたいならば、ホテルに宿泊させる意味が何処にあるのだろう。
 小学校の赤水問題で「金が無いから修繕できない」とか騒いでおきながら、移住の名を騙った観光事業に公金を注ぎ込んでいる場合だろうか?

 「他所がやってるから、ウチも…」の感覚から抜け出せてない移住事業だけど、このブログでは「そんなモン」をヨイショする気は毛頭無いのが信条なのだが、どうもね、報道各社もこの事業に関して「突っ込むべき部分」を後回しにしている記事やニュース、特集番組が多い気がする。

 自分の中では、報道が≪Yosakoiソーラン≫をヨイショするのと同じ胡散臭さを感じているのだけに、多角的に事業を分析して評価することを阻害しているとも思う。


 あの手この手で移住者を呼び込むのは結構だけど、甘〜い水を飲ましてお客さん扱いしているウチは、「ホタルの呼び寄せ」と一緒だろう。元から綺麗な水が無けりゃ、ホタルは居なくなってしまうんだから。



 目先ばかりじゃなくて、足元を見たほうがいいんじゃない?

posted by さすらいの道民@管理人 at 20:30| ☁| Comment(0) | TrackBack(1) | 北へ −移住問題− | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年05月16日

脱・団塊世代移住促進への動き


 久しぶりに、マトモなネタを書くぞ!!

 NHK札幌放送局が放送する夕方の番組で、「働き盛り」の移住希望者が、道東を中心に情報を収集しはじめている…という特集が、つい先ほど放送された。

 昨日の番組終了直前に、この特集の告知がなされたのだが、「仕事なんかしてる場合じゃない…これは見なくては!!」と思い、今日の仕事が何時に終わるかヤキモキしていたのだが、そういう時に限って、帰宅が遅くなるような余計な仕事を増やしてくれる我が社(苦笑)。

 まぁ、何とか放送開始前には帰宅でき、事無きを得たのだけど、内容的には、「ちょっと物足りないかな?」と言うのが感想。

 あらすじを述べると、現在、北海道へ移住するべきか悩んでいる道外の方のために、ネット上で相談に乗ったり、生活情報を自分で取材して、ホームページに掲載して発信している先人を取材…という内容だ。

 ◇北海道への移住(何かな?)

 ◇知床への拠点の宿〜ロッジ風景画

 このお二方が、NHKの取材を受けたようなので、紹介リンクを貼っておく。


 リンクした「北海道への移住(何かな?)」の主宰である、natsumi_s_58 さんのエントリから一文を拝借したのが、以下のものだ。

“ 北海道のオホーツクに移住してからいろいろなことを経験しました。一方で今北海道庁は主に団塊の世代を対象にした移住支援策をいろいろ実施しています。その移住支援策を全面的によいと思うわけではありませんし、もっといろいろな方が北海道に移住し、いろいろな可能性を追求できるのではないかと思っています。ですから、行政が進めていることを応援にしながらも、移住者の視点でそれをもっと円滑にサポートできることがあれば協力し合って移住をより具体的に実現へに結びつけられればという思いがあります。”



 幣ブログでは、道内自治体の団塊世代だけを優遇した移住政策に異議を唱えている。

 勿論、全面的にそれを、「税金の無駄使い」だと言い切る気は毛頭無いが、それまで、自治体からの手厚い支援など無く移住と言う一大決心をして、自らの道を切り開いてきた先人たちが抱える多くの問題を解消することが、最も効果的な移住促進に繋がるだろうし、そうすることで、幅広い年代を迎え入れるシステムだって構築しやすいだろうという思いがあるし、そういった、「彼等の貴重な体験」は財産でもあるわけだから、自治体が、もっと自らの足元に目を向けて欲しいとも思うから、団塊世代優遇策を批判しているのだ。


 北海道の町村では、都会に暮らす児童を対象にした山村留学事業が盛んな自治体があり、それを契機に、親御さんが「人間らしい生き方」を再考することも多く、それが移住へのきっかけともなっているのも事実で、そういった「本当に移住したい方」を対象にした政策というのが、大々的に告知される機会と言うのは実に少ない。

 そして、実際の移住に際し起きた、役場とのトラブルや政策の問題点を指摘する声も、なかなか表に出てこないため、役場がその問題点を放置して改善の道筋が立たないのも現状で、それは、ギター職人が訪れた自治体(役場)の対応から見て取れる。

 幣ブログでは、彼の「役場訪問レポート」を掲載したが、その他にも厚真町、長沼町、倶知安町など、「対応が悪かった」とする自治体があり、合併問題に揺れていた時なので、敢えて、一番評価の悪かった「喜茂別町」だけを取り上げた。

 その合併問題も一旦落ち着いたので、重たい腰を起こさせるために、そろそろ、尻に放火してみようかとも思っているのだけど、その一方で、対応が良かった自治体もあるのも事実だ。

 そこで思うのは、「そういった温度差の原因は何なのか?」ということであり、単に自治体財政の問題だけではなく、役場に勤める人間が、本当に「自分の町」のことを考えているのか…という、住民個人の問題もあるだろうと推測している。


 そんなことを考えながら、磯野佑子アナを見て… (;´A`) ハァハァ NHKを見ていたのだけど、「さて、移住関係のエントリを立てる前に…」と思って開いた、北海道新聞WEB(2006年05月16日付記事 07時47分配信)に興味深い記事が掲載されていた。


“ 利尻町が「空き家情報バンク」 移住希望者に照準

 【利尻】島外からの移住希望者に利便を図ろうと、宗谷管内利尻町は、町内の空き家情報を一括管理する「空き家情報バンク」を役場総務課内に開設した。町内には不動産仲介店がないため、町が需給情報の橋渡し役を務める。

 利尻町の人口は一九五○年代の約一万人をピークに減少を続け、現在は約二千八百人。島外に住む子供を頼って転出するお年寄りも多く、「把握しているだけで二十軒の空き家がある」(町総務課)という。

 一方、東京、大阪、札幌などの都市居住者からは利尻町に対し「子どもがぜんそくなので空気がきれいなところに住みたい」などとする、移住に関する問い合わせが年間約二十件はあるという。

 空き家情報バンクでは売却や賃貸を希望する空き家物件について、写真や間取りなどの情報を登録する。今月末には町のホームページ(HP)で、島外の人が簡単にアクセスできるようにする。

 関心を持つ人が現れた場合は、所有者と調整し、役場の担当者を含む三者立ち会いで現地を見学し、契約交渉に道筋をつける。問い合わせは利尻町総務課(電)0163・84・2345へ。”



 ギター職人が移住する際に、役場ともっとも揉めたのが、この空き家に関する情報の公開だ。そして、廃校を工房として借りたいという希望もあったため、この2点を優先した結果、道北の和寒町への移住が決定したわけだが、それだって「条件付」で、今後は流動的な部分がある。

 もっとも、こういった移住者の希望を聞くことを面倒臭がった自治体もある。そういったものは、幣ブログでメールを公開すれば、追々わかることだが、いっそのこと、「例の企画で大々的に報道してやれ!!」なんて私怨に似た感情が無いわけでは無いけど…(苦笑)。

 兎に角、少しずつではあるが、「これまでの流れと異なった流れ」を作り出そうとする動きも見えてきたのは、いいことだと思うし、税金を使った事業である以上、そこに公平性が求められるのは至極当然だ。


 団塊世代をターゲットにする理由は、「自治体の税収増」と言うのがホンネだろう。そのために、「定住期間○年以上」を条件にした優遇政策を打ち出し、移住者の高齢化が「再流出」を阻止する武器ともなり、ゆくゆくは、相続税や贈与税などの話に摩り替わり、美味しい思いをするのは自治体…なんて、オイラは斜めにモノを見ていたり。

 だけど結局は、こういった政策だって問題点を抱えている訳で、「短期的かつ即効性」を重視するあまり、その先が見えないのが実情で、その先に待つのは、自治体の「財政破綻」だろう。


 ならば、「長期的視野も必要だろう?」と言うのが、オイラのホンネであり、こうやって問題提起をしている次第である。
posted by さすらいの道民@管理人 at 20:42| ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 北へ −移住問題− | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年05月06日

おいおい…絶対パクリ企画だろ?


 毎度お世話になっている北海道新聞だが…


 なんだ、コレは?(汗)


 いや、俺も記事の引用・転載してるから、多くは語らんが…このブログを昔から知る人が見たら、絶対に企画自体をパクったと思うぞ(苦笑)。

 ま、唯一の違いは、取材するターゲットを絞って当方のスタイルと、情報網と取材力を駆使して広範囲をカバーする道新。

 最近、移住関係のエントリがストップしているのでアレだけど(汗)、少しずつ内容の濃いものを書ければ…


















il||li _| ̄|○ il||li と、願っているのが現状でし・・・
posted by さすらいの道民@管理人 at 11:33| ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 北へ −移住問題− | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年01月11日

じ、時間が足りない(汗)。

 すっかり忘れていた訳ではないけれど、なかなか移住問題を調べる時間が取れません。

 まぁ、焦ってエントリを書いたところで、「内容が薄い」と意味が無いので、ジックリと調査し、その結果をエントリにしていければ…と逃げに入って思っています。


 さて、和寒町へ移住したO君(ギター職人)のことなど、それこそ「すっかり忘れていた」方々が大勢いらっしゃるどころか、「誰それ?」みたいな人が殆どと思われます。
 この偏狭辺境ブログを片っ端から読んでいただければ、至るところに彼が訪れた痕跡が残っていますので、気になる方は探してPVアップにご協力みてください(笑)。

 で、そのO君の近況なのですが、日頃お世話になっている教育委員会に「新年のご挨拶」に訪れたところ、「思いもよらぬ企画」が持ち上がったそうです。
 今のところ「青写真」の状態なので、詳しくお話はできませんが、その「企画」が現実となりそうでしたら追って紹介したいと思いますし、可能ならば「マジ取材」を観光慣行しようかとも思っています。
 ただ、今の段階で言えることは、現在、和寒町では町長選の最中です。今回の選挙は現職の町長は出馬せず、新人2候補の対決となっており、これまでの「移住政策」が今後も継続されるのか不透明となっています。

 そのため、O君も少々の不安を口にしていますが、現在、廃校となっている物件を好条件で借り入れることに成功し、日々、工房に引き篭もって、「工作用シンナー」を吸引してラリッてギターの製作に明け暮れている状況です。

 定期的にO君からのメール(役場放浪記)が送られてきますが、昨夜、「最終回」を受信しました。

 今後、彼の証言を元にエントリを組み上げていく予定ですが、可能ならば、彼と関係した人々の取材も出来たらな…とも思っています。


 ところで、以前のエントリで「喜茂別町」に喧嘩を売りました(笑)。ですが、当事者からは「無しの礫」(当たり前だ!!)なのですが、アクセス解析では全く関係無いはずの道庁及び、道内の幾つかの自治体が漂流してきています(苦笑)。
 これも「何かの縁」でございます…もしも、「身に積まされるもの」をお感じになられてたのでしたら、早めの処置をお願い致します。


 で、年末に図書館で調べ物をしていたのですが、「読み漁ろう」と思っていたのは、O君が「邪険」にされた自治体の「基本政策」を記した発行物です。生憎、「1時間しか駐車できない」というルール(だったら、あんな不便な場所に図書館なんか作るな!!)に翻弄されてしまい、殆ど目を通すことがかなわなかったのですが、喧嘩を売った手前、「喜茂別町」の総合計画だけはチェックさせていただきました。

 喜茂別町は、昭和45 年の「喜茂別町総合十か年計画」の策定し、10年を一区切りとした総合計画を打ち出しています。今回の精査では、「第2次総合計画(S57〜H3)」と「第3次(H4〜H13)」の2計画を大雑把にしか目を通すことしか出来ませんでした。

 ざっと目を通しただけの状況だったのですが、喜茂別町は「移住者政策」をある時点までは独自で行っていた時期がありました。その政策を止めてしまった痕跡が、同町のHPの生活便利帳≪こんな制度があります≫にも残っています。

 「定住促進事業うんたら」と見出しに書いてありますが、リンク先には定住の「て」の字も書いてありません。
 定住希望者の数が少ないために書いていないのか、制度そのものを廃止したのか判断がつきませんが、少なくとも「過去」には移住者の受け入れを考えていたのは見てとれます。
 また、O君が重要視していた「廃校の利用」に関しては、喜茂別町では前例があり、版画家・府川誠氏がアトリエとして利用しています。これもまた、移住者政策の一環ともとれますが、O君が他の自治体訪問で知り合った移住者の方の苦労話にて、「何処そこの町は、金持ちしか相手にしない」と、役場の対応を批判しています。

 ぶっちゃけ言うと、昨年の今頃、自分はその町に仕事で通っていました。このブログの初期のエントリを見れば、それが「どこの町」だか分かるはずです。そしまた、この町を批判した方の気持ちも「よく分かる」のです。
 仕事場の周辺は農家だらけで、そこそこ金を持っている方が多かったのですが、気持ちよく対応なさってくれたのは、現場の用地確保にご協力頂いた方と、寂れた商店の方だけでしたから(苦笑)。

 その他は、「田舎モンに中途半端に金と権力を持たせた典型」とだけ言っておきます…だから、個人的には「大嫌いな町」です(爆)

 この続きは追々公開していきますので、北海道への移住を考えていらっしゃる方は、是非、一読下さいまし。


 さて、O君の様に「廃校を借りたい」と考えていらっしゃる方に、参考WEBのご紹介をして、本日のエントリは終了させていただきます。


◆ 北海道廃校の旅

 ※該当サイト管理者様が「リンク」を許可制としていますので、ハイパーリンクは埋めてい ません。タイトルを検索エンジンに入力して、ご訪問下さい。(面倒くせぇけど)

◆ 文部科学省 廃校リニューアル50選

 「お役所仕事」にしては、なかなか。
 「粋な計らい」的WEBサイトだと思います(笑)。 


 さて、次はいつ図書館に行けるのだろう…(汗)。
posted by さすらいの道民@管理人 at 20:51| ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 北へ −移住問題− | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年12月17日

資料収集に行ってきます。

 市内の図書館へ行ってきます。

 図書館なんて、卒論書いた時以来じゃないかなぁ(苦笑)。


 手元には、ギター職人(O君)より、各地の役場を訪問した際のレポートが着々と届いております。内容を吟味し、更に詳しく突っ込んだ話をしてから、その顛末をアップするつもりですが、既に今の段階で、名指しで非難したい自治体がございます。



 言っちゃいますよ。


 それは、札幌の隣町の…


















喜茂別町




 他にも目糞鼻糞みたいな自治体もあるけど、レポートを読んだ段階で、公的サービスのヤル気のなさ、常識的な接客態度は、最低ランクです。


 てか、人としての常識を疑ってしまうような対応をする公務員に、町税が使われている喜茂別町町民が哀れでならない…と、第3者に思わせてしまうような態度は如何なものでしょう。

 追々、その旨を綴ったメールを送信するつもりですが、謝罪の弁ならば一切受け付ける気はございません。謝罪するなら、O君へ直接して頂きたい。




 そして、こんな対応をする喜茂別町を、応援する気はございませんので。

 寧ろ、「潰してしまうか、どっかと合併して廃町にした方がいいんじゃない?」と、同じ道産子に思わせてしまう悲しい事例です。




 役場が町の顔になっているという事実を、今一度、真摯な態度で考えて直して頂きたいものです…ってか、考えやがれ、給料泥棒!!






O君の、喜茂別町役場移住相談訪問レポート
posted by さすらいの道民@管理人 at 11:51| ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 北へ −移住問題− | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年12月06日

ギター職人・和寒町移住続報

 ネタをせっせと書いていた日曜日の午後。

 和寒へと引っ越した≪ギター職人≫ことO君より外電が届いた。


和寒町より。引っ越しも無事終わりました!

しかし、毎日雪、雪、雪・・・。

真冬は−30度までなるらしいです(汗)

ちなみ我が家、携帯圏外(滝汗)なので

インターネット開通したときに固定電話

の番号教えますので遊びに来てください!



(※O君のメール原文のまま掲載)



 彼を知らない人間が、このメールをさら〜っと読んだだけだと、≪律儀なヤツ≫と思うかもしれない。


“見知らぬ土地で頑張って行こうってんだから、

お前、遊びに行ってやれよ!!”



 なんて、読者の皆様からの声も聞こえてきそうだ。



 が、ちょっと待ってくれ。
















 携帯の通じない所で、どうやって彼の家の固定電話へ「家の場所分からないから、迎えに来い」と連絡できようか?


 
そんな僻地に遊びに来てもらうなら…



























≪住所を教えるのが先≫


だろう?(汗)




 O君は、普段からこういう人間だ…わざとじゃないだけに、余計に性質が悪い(苦笑)。



 さて、そんな彼が腹を空かして携帯圏内に出るだろう時間を予想し、彼に直電して住所をメールするように催促したのだが、夕刻頃、再び便りが届いた。


 「ダイヤモンドダストやら、サンピラーやら撮影するためのベースキャンプが出来た!!」


と、内心喜んでいたのだけど…。




〒098-**** 上川郡和寒町字西和***-** です。

ぜひダイヤモンドダストでも撮りに来てください!

家の近くの和寒峠は−40度近くまで下がるようなので

一度行ってみてはいかがでしょうか?(笑)


(※原文のまま)















チョ、ちょっと待て!!



 ≪携帯圏外≫だとか、≪ISDNが未だメイン回線≫だとか、≪−30度≫とかは想定の範囲内だ。


 けどよぉ…


























−40℃





って、何?(汗)
















nankyoku.jpg














隣の家まで回覧板を届けるのに、何キロも歩くところなのか?


近所の方々って、まさかこんな人達なのか?













































































































tonden_hei.jpg


屯田兵?





 開拓使時代のような自然環境の中へ、一体、どんな格好をしていけばいいんだ?

 そんな温度の中で素肌なんか晒せないぞ!!

 鉄どころか、素手で≪外界に晒してた物≫なんか触ろうものなら、瞬時に皮膚に貼り付いて取れなくなる気温だ(汗)。

 
 そういや思い出した!!


 ウチの会社のスタッフが、真冬に十勝地方へ出張したのだけど、その時≪トイレに困った≫そうだ。−30℃オーバーで、腹が冷えてしまって腹痛を起こした。だが、そこにはトイレは無い。渋々、外で用を足したそうだが…
















出口から顔を出した瞬間に凍った!!





と、言ってた記憶が… ((((;゚Д゚)))) ガクガクブルブル



 現代、ましてや温暖化が叫ばれる中の日本で、≪−40℃の世界≫は想像だに出来ん。





 服装どうする?

 緊急のトイレは?

 レンズが凍る以前に、カメラは動くのか?



 今、頭の中でグルグルと回る疑問符たち。


 最大の問題は…



















 「車の燃料が凍る」可能性もあること。

 コレ、冗談なんかじゃないのよ。

 凍ったら…















il||li _| ̄|○ il||li  その場に「足止め」決定


勿論、携帯なんか使えないのだから、SOSも不可能…ってか、≪衛星電話≫が必要な場所だろ。




 迂闊に遊び(撮影)に行けない場所だぞ…


 真冬のエベレストに登るくらいの気概がないと(苦笑)。



 O君、そんな所で生きてゆけるのかい?(汗) 
posted by さすらいの道民@管理人 at 20:45| ☁| Comment(2) | TrackBack(0) | 北へ −移住問題− | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年11月14日

移住問題(仮)

 真夜中に立てた、移住問題に関する『忘備メモ』なのですけど、誤解が無いように一言だけ言わさせて貰いたい。

 
 昨夜、当事者の『ギター職人』改め、『O君」に、取り急ぎの連絡を入れ、訪問した自治体をリストアップさせた。

 その際、O君は、こちらの度重なる催促を、煩わしく感じたのかも知れない。


 『別に、僕は(記事にしてくれなくても)いいんですよ〜(苦笑)。』


 その言葉を聞き、ムッとした声でこう答えた。














『お前のためじゃねぇよ…。』




 これまでのアクセス解析を見ていると、『北海道への移住』関連で検索し、このブログに辿り着いた方が、それなりの人数が居た。
 そして、自治体の偏った『移住事業』を批判してる手前もあり、もっと具体的な何かが出来ないだろうか…と思っていた時、『今回のO君の移住に際しての苦労ばなし』で浮き彫りなってきたのが、『過疎自治体の移入者に対する温度差』という問題。

 幸いなことに、O君は和寒町への移住がほぼ決定したのを受け、それを機にエントリを立ち上げたのだけど、『移住が決まった人間』のために≪こんなこと≫をしてるのでは、単なる晒し上げに過ぎない。

 当の本人には、今ここで書いていることを、きちんと話しておいたし、筆者がムッとして答えた言葉で、『誰のために』こんなことをしているのか、皆まで言わなくとも、皆様にはご理解頂けると思う。


 見ず知らずの土地への移住を望み、頼る宛ての無い人間が相談を持ちかける場所は役所(場)以外に無いわけで、その担当者が、『夢』や『希望』を持って真剣に移住問題で悩んでいる人間を嘲笑うような態度をとり、真摯に対応しないのは甚だ問題ではないだろうか。そんな町に限って、『若者が居ない』などと矛盾したことを言ってないだろうか。

 筆者は、『O君がそれで疲弊しきっていた姿』を見て、憤りを感じたからこそ、エントリを立てている訳で、彼の後に続く人間にとって、『O君の苦労ばなし』は、貴重な情報になると思うからこそ行動を始めたまでのこと。


 もっと掘り下げれば、今から約50年後の北海道の人口は、現在の半分以下の約250万人にまで減少すると目算されている。

 団塊の世代は既に死に絶え、その子供達…つまり、筆者と同年代の団塊ジュニアも、棺桶に片足どころか、三途の川を渡り切って、地獄の5丁目くらいまで行っているだろう。

 そんな我々の現状を見ると、とてもとても…子供2人を産み育てて行けるような環境ではない。産業構造を見直し、女性が結婚して子供を産んでもイキイキと働ける環境、その他にも手をつけなければならないことも数多くあるわけで、それがなかなか進まない閉塞的状況で人口を増加させるには、若い世代の移住希望者を優先し、定住を促進しながら、長いスパンで考えて社会基盤を整備していかなければ、状況はもっと厳しいことになると思う…どこかの政党のマニフェストみたいなことを言ってるみたいだけど(汗)。

 少なくとも今現在、移住を考えている方々は、『子供のためを思っての移住』であり、これは、若年人口拡大のチャンスでもある。
 ましてや、今後の農村では、若年どころか高齢世代人口も減ってゆき、働き盛りの世代も高齢へと移行し、第一線から身を引くのだから、過疎の流れは激流と化するのは明白だ。


 そんな北海道の未来を思い描いた時、『今、できる事』をしておかなければ…とも思う訳で、微力ながらも、その対抗策となる移住問題を、この地に住む我々が、自身のこととして捉えられなければ、将来的に、『試される人』がいないのだから、『試される大地』もヘッタクレもない。

 ってか、『試される側』にとっては、こんなスローガンは大きなお世話なのだけど(苦笑)。


 少なくとも日本国憲法では、『住居の自由』を認めているのだから、公に仕える人間の集合体である役場が、それを手助けすることを面倒くさがってどうする…と。


 そんないろんな思いがあって、『移住問題』を扱ってみようかな…と思ったのが真相であり、これだけは、ご理解頂きたいとなぁ…と思う次第。 
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移住問題(仮) −ある若者の苦悩−

 忘備メモ(1):ギター職人が移住相談で訪れた市町村

□ 栗山町
□ 恵庭市
□ 夕張市
□ 喜茂別町
□ 厚真町 
□ 長沼町
□ 京極町
□ 倶知安町
□ 北村 
□ 和寒町



 これより、該当市町村の流出入人口や、移入者への取り組み状況を調査します。

 
 戦々恐々としてくださいね…心当たりのある自治体で、彼への対応を担当した方は。

 徹底的に叩く為のネタ、上がってきてますよ(笑)。



 ※因みに、彼は、『役場の手助け』があって、和寒町への移住を決意し、着々と準備をすすめております。

 ハイ、『対応が物凄く悪かった自治体への皮肉』を込めてますよ〜♪


 これも、カテゴリ分けが必要だな。。
posted by さすらいの道民@管理人 at 01:13| ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 北へ −移住問題− | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年10月30日

過疎化が進む自治体へ

 なんてタイトルを付けましたけど、今からここに書くのは、ある若者の奮闘記です。

 
 その若者は、長年持ち続けてきた夢を叶えるため、北海道恵庭市に暮らしています。

 実名は出しませんが、このブログでもお馴染みの『ギター職人』のことなんですけど、先日の函館行きの際、精神的に追い込まれている旨のことを吐露していました。

 
 彼の夢とは、ギター工房を持つこと−。


 現在は、恵庭のアパートの自室にて、ギターの製作・修理を行っています。

 以前、彼の部屋を訪れたときは、手狭な部屋に工具を配置していましたが、先週、彼を迎えに行った際に部屋を覗くと、それらの工具は、リビングへと移されていました。
 
 
 部屋が狭くて、仕事がし難いのだろう−。

 そんな事を思いながら、旅の道中にその話題に触れると、やはり思っていたとおりの返答が返ってきました。


 『自立心が旺盛…だけどちょっとだけ引き篭もりで、少々世間知らず(笑)』

 そんな彼の典型的な職人のような性格を見越して、俺はSNS(ソーシャル・ネットワーキン・グサービス)に招待しました。

 
 「いずれ工房を持つ気なら、地元の人間や同じ志を持つ人間と知り合ったほうがいい。情報量は多いに越したことはない。コレは、そのための手段の一つだから…可能性があるならなんでもやってみろ。」

 
 そんな理由で、『WEBと言う世界を勉強させるため』に、『人脈を広げるツールの一つとして』、『情報発信の手段』としてのSNS勧誘であったのと同時に、現実的な情報入手手段も教えておいたのです。


 『役所を利用しろ…』と。


 現在、地方の自治体では高齢化が進むと同時に、若年層人口の流出が、人口比率をさらに歪にしています。ですから、各自治体では独自の計画で、この問題に取り組んでいるところが幾つかあります。
 
 
 自分で足を運び、自分が望むことを、直接担当者と掛け合う−。

 活字で書けば、とても簡単なことのように思われるでしょうけど、実はとてつもない労力を必要とします。掛け合う対象が『縦割りの役所』ならば、尚更…。


 『この分野は、担当課が違うからコッチヘ…』。そして行った先で、『いやいや、アッチだ−』。

 
 所謂、『たらい回し』が待ち受けており、小さな町の役場で、なんでこんな現象が起こるのか?

 そこに突きつけられるのが、『行政のスリム化』という問題であって、一般市民が受ける公的サービスの利便性に対して、公務員の高い報酬や手当てが比例していない…つまり、それが『税金の無駄』と言われているのです。

 
 ギター職人も、そんなシステムの洗礼を受けたようで、行く先方々での交渉に疲労を隠し切れない様子です。


 ただ、そんな日々の試練の中でも、彼に関心を持ってくれた自治体もあるようで、『町の広報誌に紹介したい』との一報もあったとか。


 『自分を売り込む』ということ−。

 彼の人生、現実社会と言う中で、初めての経験になるだろうと思われる『自分をプロデュースする』という作業。これを行わなければ、『どんなに願っても、夢は叶わない』のです。
 周囲の友人・知人は彼のことを知っていても、それは限定された範囲の話であり、その他大勢が知っている筈が無いこと。
 限られた社会の中において『友好範囲を広げるという作業』で、ごく自然に行っていることなのですけど、『もっと広い社会へ…』ともなると、様々な障壁に突き当たります。

 その広い社会の中で、もっとも情報が集積するのが役所なのですけど、希望する自治体へ移住するにあたり、『頼りにしたい』、『そこしか頼るあてが無い者』にとっては、役所内部の手続きは煩雑すぎて、『そこに移住したいと願っても、夢半ばで挫折する人も数多い』と聞きます。


 そんな役所に、本音でお聞きしたいことが−。





『本気の移入者』を受け入れる気がありますか?



 世の中には、ギター職人のような若者や移住希望者が数多く存在し、見えない明日のために、自分の人生を掛けて日々努力しているのです。

 その一方で、未来永劫、子々孫々まで移住するのか分からない、団塊の世代の移住にばかり目が行ってやしませんか?

 本気で移住したいと願う者達をそっちのけにし、『なんとなく移住してもいいかな・・・程度の思いの団塊の世代』に来てもらうために、彼等に合わせた受け入れ先や社会基盤の整備に、わざわざ公金を使う必要があるのですか?


 本気で移住を願うものが、疲弊しきるほどに苦労をしているのに、老い先が見えている世代のためだけに、何の苦労もさせず、移住に際して抱える不安を解消するために自治体や地域社会が奔走するのって…



平等じゃないし、絶対におかしい!! 




と、個人的に思うのですけど、そのあたり、如何なものなのでしょう。



 今回、友人であるギター職人を引き合いに出したのは、彼が自分の力で、厳しい現実と向き合い、夢のために自分の力で社会を歩き始めた…と判断したからと言うのが第一であり、また、日頃このブログで訴えている『北海道移住に際する自治体への不信感』に、現実味を持たせる意味を込めていと同時に、『うちの町にはこんな制度がある』という情報も集め、本気で移住したいと願う人間に、情報を提供したいと思うからです。

 
 
それが北海道のためにもなると思う−。


 
 こんな辺境ブログではありますが、各自治体への問題提起ができれば…と。


 彼が訪れた幾つかの自治体の方は、特に真剣に考えて欲しいものです。彼の移住計画の進捗(彼の移住の弊害にさせないために)を見て、場合によっては、『対応がお粗末だった自治体名を公表する』ことも考えています。


 本気の人間に対して、本気で対応しない、外部者に冷遇で失礼な自治体として。

 それが、『後から移住してくる者達』にとって、『もっとも効率的かつ有効な情報』となる上、自治体がそのリストに載るという意味は、『該当自治体から移住者を遠ざける』ということをかみ締めて欲しい。

 
 実際に交渉を体験した人間から話を聞きだすのですから、フィクションなんかじゃありませんよ。

 本気にならないなら、こちらから仕掛けて、本気にさせてあげます。
 

※ ってか、道新が『このくらいの企画記事』やれよ!!

 『バカの一つ覚え』みたいに、『ジジババ集めの自治体』ばかり記事にしやがって(怒)。

 記事を書くなら、関連すると思われることも掘り下げて、仮説立てて、多角的に書けよ…基本だろ(汗)。
 

  
posted by さすらいの道民@管理人 at 20:57| 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | 北へ −移住問題− | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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